妊娠糖尿病とは おさらい

妊娠糖尿病とは

 

妊娠糖尿病とは、妊娠中に初めてわかった、まだ糖尿病には至っていない血糖の上昇をいいます。

糖は赤ちゃんの栄養となるので、多すぎても少なすぎても成長に影響を及ぼすことがあります。そのため、お腹の赤ちゃんに十分な栄養を与えながら、細やかな血糖管理をすることが大切です。

妊娠中は絶えず赤ちゃんに栄養を与えているため、お腹が空いているときの血糖値は、妊娠していないときと比べて低くなります。

一方で、胎盤からでるホルモンの影響でインスリンが効きにくくなり、食後の血糖値は上がりやすくなります。

多くの場合、高い血糖値は出産のあとに戻りますが、妊娠糖尿病を経験した方は将来糖尿病になりやすいといわれています。

 

 

参考:糖尿病の分類

  1. 1型(膵β細胞の破壊、通常は絶対的インスリン欠乏に至る)
    1. 自己免疫性
    2. 特発性
  2. 2型(インスリン分泌低下を主体とするものと、インスリン抵抗性が主体で、それにインスリンの相対的不足を伴うものなどがある)
  3. その他の特定の機序、疾患によるもの
    1. 遺伝子として遺伝子異常が同定されたもの
      1. 膵β細胞機能にかかわる遺伝子異常
      2. インスリン作用の伝達機構にかかわる遺伝子異常
    2. 他の疾患、条件に伴うもの
      1. 膵外分泌疾患
      2. 内分泌疾患
      3. 肝疾患
      4. 薬剤や化学物質によるもの
      5. 感染症
      6. 免疫機序によるまれな病態
      7. その他の遺伝的症候群で糖尿病を伴うことの多いもの
  4. 妊娠糖尿病

参考:糖尿病診断基準に関する調査検討委員会:糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告(国際標準化対応版). 糖尿病55:491, 2012より

 

出典:糖尿病情報医療センター、国立国際医療研究センター